「特別警報」とは、現在運用している大雨・高潮・地震・津波などの警報の基準より、更に重大な災害の危険が高まっている場合に発表される警報を指します。
特別警報が出た場合、お住まいの地域は数十年に一度の甚大な被害が起こる可能性が非常に高い状況になります。周囲の状況や市町村から発表される避難勧告・避難指示などの情報に留意し、直ちに命を守るための行動をとってください。「特別警報」は、今までの警報発表等と同様にテレビ・ラジオ・インターネット等から知ることもできます。また、市役所・消防署・消防団でも広報車にて伝達します。地区住民の方々は情報収集に努めてください。
「特別警報」が創設されたことは、従来なかった新たな警報ができたわけではありません。従来の警報も重大な災害が発生するおそれがある場合に発表されるものですから、十分な注意が必要なことは言うまでもありません。「特別警報」は、東日本大震災のような地震や大津波、数十年に一度の強い台風が迫っているような場合に発表されます。重要なことは「特別警報」が発表されないからといって安心するのは厳禁ということです。また、「特別」ができるとその下の警報がかすみがちになることがあります。「まだ、特別じゃないから大丈夫」、そんなことはないということもしっかりご理解ください。
詳しくは気象庁ホームページ「特別警報について」をご覧ください。
(参照URL)http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq28.html
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