平成26年1月9日、三重県四日市市の化学工場で多数の死傷者を出す爆発事故が発生しました。
この事故は、危険物施設から保守作業のため熱交換器を取り外し、別の場所で洗浄作業を行っている際に何らかの原因により爆発が発生したものと考えられ、現在、原因の究明が行われているところです。
施設の保守作業に伴う事故であることから、危険物施設関係事業者の皆様におかれましては、点検・保守の作業を実施する際には、下記の内容に留意し、作業に携わる者全員に保安教育を実施して安全確保の徹底を図るようお願いします。
記
1 化学物質の性状の確認
2 作業環境等を踏まえた危険要因の確認
3 作業手順の確認
4 火災危険性を有する物質が残留している状態で作業する場合は圧力変化・温度変化の確認
5 洗浄剤等使用する物質等により火災危険性が増大しないことを確認
|