意識に障害を起こしている人は、顎や舌の筋肉がゆるみ舌の付け根が喉に落ち込んで呼吸が困難になったり窒息状態となることがありますので、次の要領で気道を確保します。

１、一方の手は下顎の顎先に当て、もう一方の手を額に当てます。

２、顎先を持ち上げるようにしながら、額を静かに後方に押し下げるようにして頭を反らして気道を確保します。

　人工呼吸の後、循環のサイン（心臓の動き）の有無を次の項目を10秒以内で確認します。

１、     自発呼吸はあるか。

２、     咳をするか。

３、     体に動きが見られるか。（全身を見る）